車検のプロセス

車検のプロセス

目次

愛車を長持ちさせるために、親切・丁寧・迅速にあなたの大切なお車を点検いたします!

車は、自動車の検査有効期間が決められているため、一定期間ごとに「継続検査」を受ける必要があります。
この検査を受けなくては公道での走行ができない決まりになっていて、この継続検査が「車検」と呼ばれるものになります。

車検では、 エンジンルーム点検、足回り、室内点検、下回り点検、外回り点検など行い、必要があれば部品交換や整備を行います。

車検がすでに切れている場合は公道を走ることができません。積載車で搬送して持ち込む必要があります。

車検に必要な物

車検時は、以下の書類点をご用意ください。

  1. 車検証(自動車検査証)
    車検を受ける車両の自動車検査証をご用意ください。
  2. 自動車税納税証明書
    継続検査用の記載のあるもので、当該年度の滞納のないものをご用意ください。
  3. 自賠責保険証(自動車損害賠償責任 保険証明証)
    現在加入している保険証をご用意ください。保険の継続手続きは当店で行います。
  4. 諸費用
    重量税、検査印紙、自賠責保険と当社手数料の合計金額をお預かりしています。
    みとめ印

車検時特典

1.車検時バッテリー交換お申し込みの方、バッテリー代10%オフにて承ります。

バッテリーは突然悪くなるものです。定期的な交換お勧めします。
車検の際バッテリー交換お申し込みの方には、バッテリー代通常価格より10%オフでご提供させて頂きます。
是非ご利用ください。

2.エンジンオイル特別価格で提供

3.手洗い洗車及び清掃サービス

車検・整備のプロセス

受付からアフターケアまで車検の流れについてご説明します
実際の車検の様子がわかるページを用意しました。
池畑モータースでは、確かな知識と技術を持ったスタッフが対応しております。

1.お客様受付

お客様受付車両登録をして頂いているお客様には、車検1カ月前にハガキで案内させて頂いております。

電話またはご来店して予約してください。
その際、入庫日の確認、代車の確認、車検コースの確認などさせて頂きます。

コースは、

  • 下回り洗浄・塗装ありのおすすめコース
  • 下回り洗浄・塗装なしの経済コース

をご案内しております。

ご予約日になりましたら、池畑モータースに直接入庫していただくか、ご自宅に受け取りに伺います。

そのさい代車をご利用の方のみ、代車借用証へサインをお願いしております。

2.受け入れ検査・見積もり

エンジンルームと下回りの診断

エンジンルームと下回りの診断を行います。
エンジンルームの主な確認部分は、プラグ、ファンベルト、エアコンベルト、バッテリー、エアエレメントなどです。
外観を確認。(灯火装置等の割れ、ガラスの割れなど)
下回り診断は、ドライブシャフト、タイヤの摩耗、オイル漏れ、サスペンションなどを確認します。

この時点で見積もりをご案内させて頂きます。
ご了承いただいたあと実際の車検作業に入ります。

3.スチーム洗浄

スチーム洗浄

おすすめコースご利用の場合、スチーム洗浄作業を行います。
専用の洗車場で80度から90度の温水で洗浄します。
下回りやエンジンルームも念入りに洗います。

4.分解整備・検査作業

車検作業に入ります。
この段階で、定期交換部品や消耗品の点検がすべて確認出来ているので、交換部品等のご案内や次回交換等アドバイスをさせていただきます。

<車検時の交換部品・消耗部品の一例を紹介します>

◆エンジンまわり◆

エンジンオイル…当社では3000㎞ごと、ハイブリット車は5000㎞ごとの交換をおすすめしています。

エンジン内部を循環して、耐磨耗、冷却、洗浄、防錆などの働きをしています。
走行距離が少ない方でも、半年ごとの交換がエンジンに最適です。
オイルは酸化してしまうと、本来の性能を維持できなくなります。

※車検時交換の場合は【特別価格】で提供しております。(100円/リットル OFF)
※キープオイルもご利用いただけます。すでにご契約の方は、車検時の出費をおさえることもできますのでおすすめです。

オイルエレメント…交換時期はオイル交換2~3回に1回。

天ぷら油を想像してください。ろ過するフィルターが汚れたままでは、せっかくオイルを新しくしてもすぐに油がよごれてしまいます。
車でも同じことです。
エンジンオイルをろ過して不純物(金属粉等など)を除去し、オイルを最適な状態を保つ働きをしています。

LLC…交換目安は2年ごと。

ロングライフクーラントの略で、冷却水の効果をUPする緑色の液体。
エンジン内を循環し、冷却効果と金属部分の腐食、劣化を防ぎます。

エアーエレメント…交換目安は40,000㎞。(目視点検で判断します)

ヒトに例えると「マスク」の役割をします。エンジンが燃焼するには大量の空気が必要です。
その空気を吸い込む際にホコリやゴミを取り除くのがエアーエレメントです。

バッテリー:交換時期は2~3年(バッテりー上がりを起こすと極端に劣化を早めます)。

エンジンを始動したり、ヘッドランプ、ワイパー、オーディオ等あらゆる電気装置はもとより、最近のクルマは全て電子制御ですからクルマの全ての装置に関わっています。
自己放電や待機電力等によりあまりクルマを使わないケースでも劣化していきます。

※車検時交換の場合は【特別価格】で提供しております。(10% OFF)

スパークプラグ…交換時期は20,000~30,000㎞です。(但し、白金プラグは100,000㎞まで無交換です。)

コンピューターからの信号を受けて、最適なタイミングで強い火花を発生させます。消耗部品として見逃されがちですが、エンジンの心臓部と言っても良い「燃焼」の重要なパーツです。

ファンベルト/エアコンベルト/パワステベルト…交換時期は50,000~60,000㎞です。

ゴム製のため経年劣化します。走行距離が少ない場合でも、2回目の車検時期には交換が必要です。
エンジン始動時、エアコン使用時、アイドリング中、キュルキュルキュルと音が鳴り出したらベルト調整もしくは交換の合図です。それぞれのベルトの現象は異なりますが、どれも早めの交換がベストです。消耗したまま走行すると、危険が伴う故障が発生する可能性があります。
エンジンからの動力をオルターネーター(発電機)に伝えるファンベルト、エアーコンプレッサーに伝えるエアコンベルト、パワーステアリングポンプに伝えるパワステベルトなど補機類に伝達する働きをしています。

※車検時の交換がお得です。おすすめコースでは工賃込み、経済コースでも一般整備の工賃より割安になります。

ATF…交換時期は40,000㎞走行ごと。

AT車の変速に関わる重要なオイル(フルード)で主に、油圧制御、摩擦軽減、潤滑作用、冷却作用などのAT内部の重要な働きをしています。熱による酸化やAT内部の金属粉/バンド類のカーボンスラッジの混入などで劣化が進行していきます。

タイミングベルト…交換時期は100,000㎞走行ごと。

ウォーターポンプ…ほぼタイミングベルトと同時期に交換が必要になります。

冷却水をエンジン内に循環させているポンプです。 ウォーターポンプ本体が壊れてしまうというよりも「冷却水が漏れてくる」のです。

◆足まわり◆

ブレーキオイル…交換時期は車検(2年)ごと。初回は3年でも可。

ブレーキオイルはブレーキペダルで踏んだ力を4輪のブレーキ装置に伝えるとても重要な働きをしています。吸湿性があり、空気中の水分に影響を受け劣化していきます。

ブレーキパッド…3㎜以下になったら交換です。

タイヤとともに回転しているディスクローターを両面より強く押え付けることにより、摩擦でクルマを停車させる働きをしています。

タイヤ…交換時期は残溝が2㎜以下。ひび割れ等が目視できる場合。

エンジンからの駆動力、ブレーキからの制動力などを道路に伝える大変重要なパーツです。
安全、快適なドライブのためにはタイヤ溝の残量が重要。

Rカップキット…後ろのブレーキの重要部品です。

ブレーキオイルが漏れやすいパーツですので、2年ごとの交換をお勧めいたします。

◆安全/快適装備◆

ワイパーブレード…交換目安は半年~1年程度。

雨天時等に視界を確保します。使用時に拭き取りが悪くなったり、音がではじめたら交換時期です。交換するときにはゴムの部分のみのワイパーゴムと、金具部も含めたワイパーブレードと交換が出来ます。

エアコンフィルター…1年または12,000㎞。

エアコンユニット内に取り付けられており、外気導入時のゴミ、ホコリの進入を防ぐ。内気循環時でもホコリやタバコの進入を防ぐので車内をいつもクリーンに保てます。
一度も交換したことがないお客様で、外部からの落ち葉が詰まっていた、なんてこともありました。メーカーや車種により、新車時からついている場合とついていない場合があります。

発炎筒…車検時

事故や故障等により緊急停車した場合に、周囲に危険をしらせる時に使用します。
安全装置の一つとして必ず携行しなければなりません。 使用期限(約3年)があります。

スモール球、バック球、ナンバー灯など

小さな球ですが、点灯していないと重大な事故につながりかねません。

分解整備作業

定期点検・一般整備・修理

分解検査

※部品にもよりますが、注文となる場合は入荷までに半日~2日ほどお時間をいただきます。
※あくまでも上記の部品は一例ですので、すべての部品を交換するわけではありません。
※追加交換部品が発生した場合は、その都度ご連絡いたします。

5.組付、中間検査、調整作業

今回交換が必要な部品(消耗品)を取り付けて、試験走行を行います。

不具合がある場合は、この段階で調整いたします。

組付、中間検査、調整作業

※おすすめコースをご利用の場合は、この段階で錆止め塗装を施します。

組付、中間検査、調整作業

整備作業完成

6.各機構・測定完成検査

自動車検査員による完成検査を行います。
池畑モータース民間車検場なので、検査コースがあります。陸運局に持ち込むことなく自社で完成検査が行えます。

ブレーキ検査

ブレーキ検査

ブレーキ検査では、前輪、後輪、サイドブレーキの各それぞれの制動力、バランスをチェックします。

スピードメーター検査

スピードメーターと、検査機器との誤差の測定を行います。

テスターの40km/h表示と、現車の40km/hにどのくらいの誤差があるかをテストします。

下回り検査

ここでのチェックポイントはオイル漏れ、水漏れ、排気漏れなどを検査していきます。

交換箇所のチェックを行います。

検査官が検査ハンマーでネジを叩いていきます。その音でネジの緩みを判断していきます。

サイドスリップ検査

タイヤというのは真っ直ぐ取り付けられている訳ではありません。
直進安定性や旋回する時の様々な要因をうまく活用するためにほんの少しではありますが、車を上から見ると「ハの字」に取り付けられています。

サイドスリップとは横滑り量のことで、タイヤが不自然な角度のまま直進していないか調べます。

ヘッドライト検査

ヘッドライト検査

ヘッドライト検査ではヘッドライトの光軸を測定します。

この検査では上向きのライトの光軸の向きが規定された範囲の中にあるかを検査します。

排気ガス検査

排気ガス検査

排気ガス検査では排気ガス中のCO、HCの濃度を測定します。

黒煙検査(ディーゼル車のみ)

ディーゼル車の場合は、黒煙検査を行います。

完成検査完了

7.車検継続書類作成

必要な書類の作成、確認を行います。

  • 継続検査申請書
  • 自動車重量税納付書
  • 自賠責保険証明書
  • 納税証明書
  • 指定整備記録簿
  • 車検継続書類作成

8.車検更新手続き

都道府県税務署
自動車税納税確認証明手続き

都道府県自動車会議所
自動車重量税納付書等など

運輸局
車検証、自動車重量税納付書等など検査書類の提出
継続検査申請書手続き
保安基準適合証、自動車検査証提示、検査手続き

9.洗車、納車準備

 洗車、納車準備

 洗車、納車準備

車の洗浄、室内清掃を行います。

10.作業内容出来ばえ検査

作業内容出来ばえ検査

洗浄、清掃後、車両外観の仕上がりをチェックします。

11.お引渡し、アフターフォロー

車検後はお客様が池畑モータースに受け取りに来られるか、自宅までお届けします。

車検証が出来上がるまでの間、適合証を貼らせていただきます。
点検整備済ステッカーも貼らせていただきます。
後日車検証をお渡しする際に、適合証と入れ替えに、検査標章のステッカーを貼らせていただきます。

次回車検までの間、12か月点検の案内はがきなど出させて頂いております。

オイル交換やエレメント交換に、専門スタッフによる点検がセットになったメンテパックなどもありますので、ご利用ください。

おクルマに関する質問、問い合わせお気軽にお寄せください。

サービスサービス

Posted by ikehataweb